実録 頭のわるい私が自己破産するまで

頭のわるい私が勘違いの努力をしながら最終的に自己破産する記録です。

大学進学するって言ってたのに

現役高校生が通う美大予備校(場所は代々木だったと思う)へ通い始めた私はすぐに挫折する。
理由は予備校講師が偏屈だったのと、遠かったのと、デッサンが嫌いだったから。

私って本当にダメな奴だ。


当時、親と一緒に住んでいた飯能付近から代々木まで2時間くらいかかったと思う。
遠すぎる事もあって、祖父が残した蒲田付近のアパートの一室(空き部屋があったのだ)から通ったと記憶している。
親からも離れたかったし、通学時間は半分になる、家賃は取られないという良いことづくめでホイホイと引っ越した。

その時の引越しは高校時代の同級生の男子に手伝ってもらった。
その男友達はとても親切で私は仲良くして貰っていたが全くの友達。今でもたまに連絡やり取りがある。
その頃私には高校時代から片思いをしている人がいた。
当時私は根拠の無い自信があったようで

彼に猛烈にアタックしていたが全く脈なしだった。(今考えるとそれは正解)
彼は私からみるとすごく地味な女の子「みやちゃん」が好きだったのだ。
しかし彼女は地味でもなんでもなかった。保母さんになるために短大に進学してちゃんと保母さんになっていた。
たしか、どこかの駅でバッタリ会ったとき保育園のお勤めの帰りだと言っていて、お化粧をしたみやちゃんはとっても美しかったっけ。

お化粧のせいだけではない、目指したことを達成して努力を続けている彼女を見てとてもまぶしかったのだ。


その後、私の猛アタックにようやく相手が折れて少し付き合ったけど長続きしなかった。
大好きで憧れていた彼だったので大した努力もせずに自分を良く見せようと必死でそれに終始したからだ。

おっと話がだいぶ逸れてしまった。


そんな予備校生活でも今でいうJKと仲良くなり、そのJKを好きなDKの3人で何となくツルむ日々があり楽しくもあった。
せっかくお金を貯めて、引越しまでして通い始めた予備校は半年くらいで辞めてしまったが
あの時のJK達は無事に美大に合格したのだろうか・・・。(遠い目)

予備校を辞めた私はやっぱお金無いとねーーーと職探しを始めた。
親から何やってるんだと呆れられたのは言うまでもない。

その頃はまだ19歳。受ければ採用されるので職探しも簡単に考えていた。
ある日新聞の割と高給な求人広告が目に留まり応募することになるのだが。。。。